ミュシャの想い スラヴ叙事詩への道のり
19世紀末にデザイナーとしてパリで一躍その名を馳せたアルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、1900年にパリで開かれた万国博覧会で数多くの仕事を依頼されます。その中でもボスニア・ヘルツェゴビナ館の壁画の仕事をきっかけとして、ミュシャは祖国チェコの人々の役に立ちたいという想いを強くします。その後アメリカに渡って祖国への貢献を実現するための資金集めを行い、1910年にチェコに帰国します。そして《スラヴ叙事詩》を始めとして、祖国のための作品を数多く制作しました。
本展ではミュシャの万博以降の作品の変化をたどり、チェコに対する想いを実現した彼の画業後半期の作品を中心にご紹介します。パリ時代の優雅な女性像のポスターが有名なミュシャですが、本展ではグラフィック作品だけではなく、特に大型油彩作品や彫刻、習作など、ミュシャの息遣いを直接感じられる肉筆の作品をお楽しみください。また《スラヴ叙事詩》全20作品の大型画像のプロジェクターによる展示も行います。
詳細
- イベント名: ミュシャの想い スラヴ叙事詩への道のり
- 開催期間: 2019年3月9日(土)から6月30日(日) 9:30〜17:15(入館は16:30まで)
- 開催場所: 堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館)
- 休 館 日 :
月曜日(休日の場合は開館)、休日の翌日(3月22日、5月7日)、展示替臨時休館日(5月8日、9日) - 観 覧 料 :
一般500円、高校・大学生300円、小・中学生100円
※小学生未満、障がい者手帳をお持ちの方と介助者、堺市にお住いの65歳以上の方は無料
※20人以上100人未満の団体は2割引
※その他提携割引制度あり
http://mucha.sakai-bunshin.com/
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記事投稿日 - 19年03月12日火曜日|記事投稿者 - iwamoto